何千キロも旅をして、この地にやってくる白鳥。
どこにそんな力があるのか、不思議に思うほど、池に浮かぶ姿は優雅に見える。
すっかり雪景色の柏崎市の長嶺大池。
毎年11月頃から3月頃まで、たくさんの白鳥がここで冬を越す。
他にも多くの水鳥が来るが、この池は白鳥が多い。
年々数も増えているようで、市のHPによると、現在は500羽ほどいるらしい。
カウントするのも大変でしょう…
白鳥は朝になると、餌を求めて別の水田に飛び立っていき、夕方になると戻ってくる。
雪の日は池で過ごす白鳥が多くなるらしい。
この池では自由に餌やりOK。
餌付けをすることは、自分で餌を探す力を弱めることに繋がったり、
メタボになってしまう場合もあるらしく、全国では餌やりを禁止している場所もあるが、
まあ、ここは人が押し寄せるような池ではないので大丈夫なのだろう。
与えるのは、白米や玄米、もち米などがいいらしい。新潟のお米はうまいぞ〜。
毎年、はるかシベリアからやってくる白鳥。
遠い異国の地まで飛んできて、なぜこの池を選ぶのだろうか。不思議だ…
3月になれば、また長い旅が待っている。
それまで、新潟でどうぞごゆっくり。
(柏崎市 長嶺大池)