どれくらいの人がここを出入りしたのだろう。
廃止後20年以上経った今も残る駅舎。前回の続きです。
木造の小さな駅舎。
この駅を利用していたわけでもないのに、中に入るとなんだか懐かしい感じになる。
待合室の中は、来るたびに道具が少しずつ増えたり減ったりしている。
保存会の方々が整理しているのだろう。
この日は、子供向けの鉄道関連の本がたくさん並んでいた。
この古い駅舎でこれを読んでいる子供がいたら、未来の「鉄ちゃん」ですね。
手書きの運賃表。刻をとどめる文字。
以前はなかったと思うが、赤電話が置かれていた。こういう場所によく似合う。
木の窓枠は温かみがありますね。
外からガラス越しに覗き込むと、何層にも映り込むレトロな世界。
数えきれぬ程の人が行き来した木造の駅舎。いつまでも残して欲しい。
駅を管理してくださっている「かぼちゃ電車保存会」の方々に感謝しつつ、
ノスタルジックな気分で駅舎を後にした。
好きな場所なのでまた長くなってしまいました(笑)。3回に渡りお付き合いいただきありがとうございました。