早朝の澄んだ空気に包まれた山頂公園。
朝陽を浴びた景色はどれもきれいに見えて。前回の続きです。
高くそびえるパノラマタワーは、約50年前に造られた回転昇降展望塔。
全国で同じようなタワーが次々と姿を消して、今では貴重な存在。
ゆっくり回転しながら登っていく。
一番上まで上がると地上約600メートル。山も海も平野も、360度のパノラマを楽しめる。
ちなみに、
弥彦山と同じ高さの東京スカイツリーにある「天望回廊」は地上450メートルというから、
弥彦山パノラマタワー、余裕の勝利である。そしてあまり並ぶ必要もない。
ロープウェイ山頂駅のすぐ前にある遊園地。昭和の香りを漂わせ、現在も絶賛営業中!
のりもの券で乗る新幹線や100円硬貨で動くバッテリーカーも、静かに来園者を待っている。
わくわくです。
営業時間前のロープウェイ山頂駅。今日はどれくらいの人が登ってくるのかな。
陽があたり始めたススキを見ながら、来た道を降りていく。
空はすっかり秋の雲。
陽が登ると景色がみるみる変わっていく。海もずいぶん明るくなった。
駐車場に戻って帰路につく。
駐車場の脇のかわいい花に朝露が光っていた。
山を下っていく途中。道沿いにあるハンググライダーの発射台。(おっかないですね)
海辺の町、寺泊の方に目をやると、霧が山の切れ目から海の方へ流れ込んできていた。
川の流れのように ゆるやかに。
朝の静かな弥彦山。
こんなに早い時間に来たのは久しぶり。美味しい空気を胸いっぱいに吸った。