一面に広がる色鮮やかな花の絨毯。
80万本が咲き誇るチューリップ畑へ。
胎内市のチューリップ畑へ。
毎年この時期に、2ヘクタールの畑に、約60種類、80万本のチューリップが咲き誇り、
チューリップフェスティバルが開催される。
見渡す限りのチューリップ。
初めて来てみたが、色とりどりの絨毯が広がる景色は壮観だ。
さてどこから歩いていけばいいものか。迷路じゃないのに迷ってしまうぞ。
胎内市は全国有数のチューリップの生産地。
胎内砂丘の立地と新潟県特有の気象が、チューリップ球根の栽培に適しているという。
ここは観賞用の花畑ではなく、球根育成用のチューリップ畑。
花を刈り取るまでの間だけ楽しめる畑で、最終日には刈り取り作業も見学できる。
畑を見下ろす小高い場所に高所作業車が置かれていた。
地元の電気工事組合の協力で、クレーンに乗って上から花畑を見下ろすことができるのだとか。
かなり上に伸びそうな立派な重機で、高いところが苦手な私には有料の罰ゲームにしか見えません…
この日は平日だったので、先生に引率された地元の子供達がたくさん来ていた。
花に囲まれてみんな楽しそう。
それにしてもいろんな色があるものだ。チューリップは、並んでいても、一本でも美しい。
「どの花見てもきれいだな」という唄の歌詞は、実に正しい表現だと思う。
蓮の花を思わせる優しい色の花。
カラフルな畑の中で、逆に目を引いていたシックなチューリップ。
この花は見ているだけで元気になってくる。
毎年この会場では「チューリップウェディング」が行われる。
今年は二組が挙式するようで日時の告知板が立っていた。式を見学する人も集まりそう。
花畑はチューリップだけではなくて…
奥にはこれまた広〜い菜の花畑も…
カラフルな花畑も綺麗だが、黄色一色というのも気持ちいい。
菜の花の迷路。近づくと、むせるような菜の花の匂いに包まれた。
普段、どちらかというと自然の中でひっそり咲く花が好きなのだが、
80万本のチューリップが並ぶ景色はさすがに壮観だった。
このチューリップフェスティバルが開かれるのは2週間ほど。
球根栽培用の花たちは刈り取られ、この景色は消えてしまう。もったいないけどしょうがないですね。
花畑には少し変わったチューリップもあったので、次回はそんな花たちを。