NIIGATAさんぽびと

カメラを持って出かけよう

上堰潟の夏景色 Ⅱ

 

 

ほんとは暑いのに涼しげに揺れる柳。終わりかけのアジサイの上でゆらゆら。
猛暑の上堰潟公園の続きです。

 

 

山の向こうには白い雲。

 

 

これはクモ。

 

 

角田山の麓には田園が広がっている。この日はまだ青々としていた。
遠くに見える三角の山は多宝山。その奥の弥彦山に続いている。

 

 

ところどころにある休憩デッキ。木陰で気持ちよさそうだが、暑さで休む気にもなれず。

 

 

冬になれば水鳥がたくさんやってくる上堰潟も、この日はカモが少しだけ。

 

 

世界でただ1カ所、この周辺だけに住む日本固有種で国内最大のモグラ「エチゴモグラ」の穴。(たぶん)
日中は土の中の方が涼しいんだろうな…

 

 

海に近い公園なのだが、不思議なことに、海側から川が流れてくる。
公園に向かって流れてくるのは、角田山の湧水や周辺の水田の排水を集めてくる西山川。

 

 

この豊富な水は角田山からやってくる。
ひと月も雨が降っていないのに水量は十分。豊かな山だ。

 

そもそも上堰潟公園はこの川の氾濫を防ぐために整備された。
ふだんは公園を迂回するように水を流しているが、
大雨で川が氾濫しそうになると、堰が倒れて公園内に引き込むようになっている。

 

 

年間を通して豊かな水をたたえている上堰潟。

 

 

その水は多くの生き物を育む。冬にはハクチョウや多くの水鳥がやってくる。

 

 

ぐるっと1周2km。人気の散歩コースも、こう暑いと人もまばらで…

 

 

春に楽しませてくれる桜並木。この日は木影に助けられた。

 

 

木洩れ陽のアジサイなどを撮りながら。写真だけだと涼しそう。

 

 

山や雲を映す水鏡。
さて、散歩もそろそろ終わり。汗びっしょり。いやあ、暑かった…

 

 

ひと月ぶりのカメラ散歩。
ひまわりも見れたし、公園の夏景色もきれいだった。

噴き出す汗を拭いながらの散歩だったが、
撮ってきた写真は、なんだか涼しそうにも見え、ちょっと救われた。