アサザの花を見た雪国植物園。
9月とはいえ暑い日だったが、里山の景色を楽しみながらぐるっと散策。
水辺の草花を見たあとは園内を散策。
ありのままの自然が守られた園内を歩けば、素朴な景色がそこかしこに。
林の脇にたくさん咲いていたのはホツツジ。
トゲトゲが個性的なオヤマボクチ。
この日は、自然散策会か何かのイベントの日だったようだ。
参加者がいくつかのグループに分かれて、引率する先生から説明を受けながら園内を散策していた。
この植物園では毎年秋になると、真っ赤なヒガンバナの群生が見られる。
開花はまだ先のようだったが、よく見ると気の早い花がポツリと…
写真を撮っていると、ちょうど自然観察をしているグループが通りかかった。
引率していたガイドの方に尋ねてみると、「これは偽ヒガンバナです」とのこと。
「?! ニセ ヒガンバナ…?」
赤以外にも違う色の花が咲いていたが「すべて偽ヒガンバナです」とおっしゃる。
まあ「偽」というのは、素人に説明するために使った言葉なのだろう。
要は、毎年群生で咲くヒガンバナとは違う花ということだった。
「どこから来たんでしょうねえ…」とガイドの先生も解らないらしい。
本物の(?)真っ赤な群生が見られるのは、まだこれからとのことだった。
終わりかけの薄ピンクの花。これはナツズイセン… かな?
キツネノカミソリ。これは綺麗な時に見たかった…
晴れた日の里山散歩。
なんでもないものがきれいに見えて、ついつい足が止まってしまい…
というわけでもう一回続きます。