可憐な雪割草を見ながら、
日本海を見下ろす城址を目指す、毎年恒例の里山歩き。
毎年この時期になると、必ず出かけるお気に入りの里山へ。
約700年前に創建された日蓮宗の名刹、妙法寺の裏山に雪割草が自生している。
訪れたのは3月上旬。
まだ咲き始めで花は少なかったが、ここで雪割草を見ると春が来たなあと思う。
毎年、春になると歩く道。春の里山を楽しみながら海を見下ろす久田城を目指す。
花を探しながらゆっくりと。
雪割草に混じってオウレンも咲いていた。星のような白い花がかわいい。
途中の分岐から六万部塚に寄り道。
古墳のような小山のまわりに雪割草がたくさん咲いている。
ここは日当たりが良いので花がたくさん咲いている。塚のまわりをゆっくり見て回った。
分岐まで戻り、杉林を抜けて奥へ。
ギフチョウが集まるコシノカンアオイのつぼみ。この色で地面に咲くので見つけにくい。
なぜか妻はこの花を見つける名人で、実はこれも教えてもらった。
最近は、カラフルで花びらが多いものなど見栄えのする雪割草がお店で売られているが、
ここに咲くのはオーソドックスな素朴なもの。
自然のなかで自生する花は見ていて嬉しくなる。
ここを訪れる人が増えるにつれて花の数は減ってきているが、
いつまでもここで咲き続けてほしい。
春の里山を楽しみながらゆっくりと。後半へ続く…
この散歩はちょうど1ヶ月前。今はすっかり桜の季節…
春は来てしまうと、そこからはあっという間。マイペースなブログはとても追いつきません…
明日は桜を撮りに行くつもりですが、それもいつ記事にできることやら…