平野の向こうにそびえる姿を子供の頃からずっと見ている弥彦山。
アジサイも見頃のようだし、久しぶりに山頂まで行ってみよう。
弥彦山スカイラインの山頂駐車場からは日本海が一望。
アジサイと海のブルーがマッチしていた。
駐車場の上にある山頂公園までは歩いても行けるが、
少し遠回りになるので、今日はちゃっかりクライミングカーで。
急勾配を登る「斜行エレベーター」で、わずか1分の空中散歩。
あっという間に山頂公園に到着。展望食堂の脇を進んでいく。
海と反対側には越後平野。田んぼの緑が美しい。
展望食堂が建つあたりは、まだ弥彦山の9合目。
ここから彌彦神社の奥宮・御神廟が鎮座する山頂までは約700m。
道沿いに咲くアジサイが登山客を癒してくれる。
麓の彌彦神社から登ってくる登山道が合流。
この「表参道コース」は年間を通じて多くの人が利用する一番人気の登山道。
学生の頃はひょいひょい登って来たもんだが、もう何十年も登ってないなあ…
佐渡の山々がきれいに見えた。
手前の稜線が小佐渡、奥に薄く見えるのが大佐渡の山々。
佐渡といえば、
昨日、インドの首都ニューデリーで開かれていたユネスコの世界遺産委員会で、
「佐渡島の金山」の登録が正式に決定しました! パチパチ…
ここまで、国内選考で落ちたり、コロナ禍があったり、
隣の国から横槍が入ったり、書類上の不備があったり…
長い苦難の道のりを経て、ようやく地元の方々の努力が実ったわけです。
山頂までは地味に登りが続く。でも整備された一本道なので誰でも安心して登れる。
平地よりも若干気温が低いため、遅いタイミングでアジサイを楽しめる。
稜線にはテレビやラジオの電波塔が立ち並んでいる。
越後平野の真ん中にそびえ、どこからでも見える弥彦山は、電波基地としては最高の立地。
おかげで自宅も電波状態は良好であります。
んん? てっぺんに人が! 私には絶対無理なお仕事、見てるだけでコワイ…
時々写真を撮りながら(そうやって休みながら)、ようやく山頂に到着。
さて、今日はどんな景色が待ってますか…