天気がいい日、妻とお弁当を持って出かけた。
自然の中でちょっと遅めの朝食を。そしてのんびりピクニック。
この日は見附市にある市民の森へ。
市街地のすぐ隣の丘陵地に広がる里山。
初めて来てみたが、とても静かな場所で、のんびりと自然散策するにはもってこい。
桜がきれいな場所のようだが、今は緑の時期。
広い駐車場は、どこに停めようか迷うほどガラ〜ンとしていた。
駐車場から坂を登って、桜の木に囲まれた広場へ。
「木々(ココ)」という洒落た名前の学習管理棟があって、広いテラスにテーブルが並んでいた。
桜の木に囲まれた広場の奥に、いい感じのベンチがあった。
本日の朝食は見附の街を見渡す席に決定!
景色を眺めながらおにぎりを頬張った。外で食べるお弁当はとても美味しい。
陽射しが強い日だったが、木陰のベンチは風が通って涼しかった。
さて、リュックの中身も軽くなったので(お腹に移動しただけ)、ちょっと散策して行こう。
道はいろいろあるようだが、いつものように無理をしないお気軽散歩。
森の中へ。木々が陽射しを遮ってくれるので気持ちよく歩ける。
エゴノキがたくさんの花をつけていた。いつものようにしばし足止め。
釣鐘のような無数の白い花。一本の木で一体どれほどの花を咲かせるのだろう。
小さな池に出た。水面にスイレンの葉が広がって、花がポツポツ咲いている。
水際にはカキツバタも咲いていた。
きれいな錦鯉が泳いでいた。涼しそうな波紋がゆらり。
森の香気を吸いながらゆっくり進んでいく。
植物が出す「フィトンチッド」という成分が、体を癒し、安らぎを与え、免疫力もUPしてくれるらしい。
意識して歩いてはいないが、森の匂いに包まれているのは気持ちいい。
たまに蜘蛛の巣にひっかかったり、蚊に刺されたりするが、それもまた自然…(笑)
大きなモミの木。何かの記念樹らしい。
地面に落ちたエゴノキの花。花が終わる頃には、雪が降ったようになる。
木洩れ陽の中、お気楽ピクニックは後半へ続く…