今日8月15日は終戦記念日。
少しずつ薄れていく記憶を刻む遺品が、古い校舎に展示されている。
廃校になった小学校を利用した「弥彦村ふるさと学校」の続きです。
終戦から78年。
民俗資料を展示した教室の一角に、戦争の時代の写真や手紙、書籍などが展示されている。
地元の家々から寄贈されたもので、ここへ来ると空気が重く感じられる。
何気なく置かれているが「軍隊手帳」や「兵器保存要領」など、穏やかではないものが多い。
こんな絵で少年たちを戦争に巻き込んだ恐ろしい時代。
戦争の遺品もいくつか置いてあった。
中には戦地からの手紙もあったが、さすがにレンズを向けられない。
文字を見ながら、どんな思いでこれを書いていたのだろうかと思う。
絶対に繰り返したくない時代。こんな記事を書いていられるのも、平和であればこそ。
世界には、今まさに戦時下の国もある。
今の時代に、相手の命を奪ってまで手に入れる国益なんて、あるだろうか…
静かな校舎を楽しんだ「弥彦村ふるさと学校」。
好きな場所なので、また3回も引っ張ってしまった。
終戦記念日ということで、ラストは少し重い感じになってしまいましたが、
お付き合いいただきありがとうございました。
さあ、次からまた気楽な記事に戻りますよ。平和な日常を噛みしめながら…