NIIGATAさんぽびと

カメラを持って出かけよう

金沢へ② 〜懐かしき母校・後編〜

 

 

エントランスホールの階段を登ると、思い出の写真がたくさん貼られていた。
大学生活を過ごした懐かしいキャンパスの続きです。

 

 

さていよいよ建物の中へ。卒業生は協力金を払って入場。
ロビーには卒業生が持ち寄った作品がたくさん展示されていた。

 

 

エントランスホールにある階段は、入学した時も、卒業式の日も、幾度となく専攻ごとに写真を撮った思い出の場所。
その階段で、卒業世代別に記念撮影する粋な催しもやっていた。

 

 

先生から「君たちが1回使う度に金沢市民の血税が50円使われるんだ」と言われたエレベーター。
純朴な学生だった私はそれを信じていたが…  ホントですか?

 

 

50円使わないように(笑)、毎日上り下りしていた階段で上へ。

 

 

卒業生の作品や販売ブースが並んだエントランスホール。

 

 

階段の上には思い出の写真コラージュが。

 

 

普段は立入禁止の校舎。
この3日間のためだけに卒業生が持ち寄った作品、数百点が校舎のあちこちに。
在学中に製作したもの、卒業してからのもの。立体から平面まで形態も様々。

取り壊しを待つ建物は、相当散らかってホコリをかぶっていたはず。
掃除して飾り付けをするのは大変だっただろう。 壁の穴は開け放題だったでしょうが…

 

 

真っ暗な視聴覚教室を覗いてみた。
緊張したり、睡魔と戦ったり、いろいろな講義を思い出す。

 

 

懐かしい教室の方へ行ってみた。

 

 

当時、私が在籍していた専攻は1学年30名程。それでも学内では定員が多い方だった。
少人数ならではのアットホームな雰囲気があって、それがまたよかった。
私が卒業した後に、この教室に通った学生は千人くらいになったはず。
一人一人、どんな思い出を作っただろうか。

 

 

解りにくい場所には手書きの案内。実行委員の皆さん、ありがとうございます。

 

 

ガランとしたデッサン室に椅子がひとつ。

 

 

ここを志望大学に決めた頃、よく金沢の地図を眺めていた。
この街での4年間はどんなものになるんだろう…
まるで旅行先の楽しみを妄想するように、ワクワクしながら地図の「金沢」という文字を眺めていた。
いや、その前に勉強しろよってハナシだが…(笑)
そんな憧れや妄想が、勉強嫌いの私のモチベーションになったのは確か。

 

 

想像していたよりも盛況で、多くの人が訪れていた校舎。
ゆっくり写真を撮るというわけにはいかなかったが、取り壊される前に見れてよかった。
イベントを開催してくれた方々に感謝しながら、懐かしい校舎をあとにした。

 

昨年11月に訪れた金沢、もう少し続きます…