母校の初代校舎として使われた赤レンガ倉庫。
中にある石川県立歴史博物館を見学していくことに。金沢、これでラストです。
建物に入って、石川県立歴史博物館を見学。
「御殿の美」という秋季特別展(有料・撮影不可)を見てから、1階の常設展へ。
常設展示は石川県の原始から現代までの資料がいろいろ。
大型スクリーンや、ジオラマ、模型などもあって、
各時代ごとに、石川県の生い立ちがわかりやすく展示されている。
参勤交代の模型。
こんな大掛かりな行列でしょっちゅう江戸に来いとは、徳川幕府、かなりブラックである…
昭和の茶の間。自分の家でもないのに、懐かしさを覚えるのはなぜだろう。
兼六園の1/100のジオラマ。今回は行けなかったのでこれで我慢(笑)
前日、兼六園に行ってきた妻によれば、
この「ことじ灯籠」の前で写真を撮るために行列ができていたらしい。
「兼六園に行ってきました」の定番スポットだからなあ。昔は並ぶなんてことなかったんだが…
以前から気になっていた、なんだかホテルみたいなこの場所、
あとで調べたら、なんてことはない、ミュージアムショップへ続くロビーだった。
あまりオシャレにしないでください。
入ったらお金取られるオーラが出ていて、今回も行けませんでした…(笑)
取り壊される前に母校を見たくてやってきた今回の金沢旅行。
これで三世代すべての校舎を見ることができた。
帰り道。県立美術館の裏手から階段を降りていく。
「美術の小径」と呼ばれる緑の中の散策道は、街の中心部でありながら人通りが少なくていつも静か。
坂を降りたところに建つ旧中村邸。
酒造業中村家の住宅で、この場所に移築されたのち改装され、現在は茶会や花展などに使われている。
1階は太め、2階は細め、風情のある格子窓。
今回の金沢はここまで。車を止めた21世紀美術館まで戻り、のんびりと帰路についた。
昨年11月の連休。まさか2ヶ月後に能登で大きな地震が起きるなど思いもしなかった。
第二のふるさとのような金沢、大好きな石川県。早く復興への道筋が見えることを祈るのみ。
これからも時々訪れようと思っています。
長くなりましたが、昨年秋の金沢旅行、これにて終了。
お付き合いいただきありがとうございました。