赤、白、ピンク。境内に咲く様々な梅。
約130本の梅が咲く蒲原神社へ。
蒲原神社は、創立1200年以前と推定される蒲原郷の総鎮守。
夏に行われる「蒲原まつり」では、450店余りの露店が並び、大変な賑わいをみせる。
梅の名所としても知られ、春には優しい花で彩られるところ。
梅の花に誘われて、今回初めて訪れた。
境内に植えられている梅は、約130本69種類。
品種によって咲き具合もまちまちなので、まだ蕾の木もあった。
綺麗に咲いている木を探しながら。
しっとり見えたり、華やかに見えたり…
うねうねした枝振りも梅の魅力。
枝から枝へ飛び回っていたヒヨドリ。観察していると、どうやら虫を捕まえていたようだ。
神社などでよく目にする白い紙。
ちゃんとした名前があるはずと調べてみたら、「紙垂(しで)」というらしい。
神聖であることを示す印で、悪いものを寄せ付けないためにつけるそうな。
これを見ると、ちょっと清らかな気持ちになりますね。
梅の花ばかりに気を取られて、お参りが最後になってしまったが本殿へ。
蒲原神社は、社格・お祀りしている神々・歴史・氏子規模は日本最大級なんだとか。
農業、家内安全、縁結び、商売繁盛、厄払い、学業成就、金運、
子宝・安産、病気平癒、開運招福… なんでもござれ。
先日訪れた白山神社に負けず劣らず、あらゆる事を祈願できる神社。
本殿の中にはカラフルな吊るし雛が。
学業の神さま、菅原道真も祀られている。この牛を撫でれば学業成就。
花を見上げていたら、新潟空港から飛び立ったのだろう、飛行機が白い尾を引いて飛んでいた。
紅梅の隙間から写真を撮られているとは、乗客の誰ひとり気づいてはいまい… ふふ
などと、どうでもいいことを思いながら。
初めて訪れた蒲原神社。たくさんの梅に癒された。