NIIGATAさんぽびと

カメラを持って出かけよう

五十公野公園 あやめ園へ Ⅱ

 

 

色とりどりの花菖蒲に目移りしながら、園内を散策。
花と緑に囲まれた五十公野公園の続きです。

 

 

花菖蒲はノハナショウブを原種に改良された国産の園芸種で、
5,000品種以上あるらしい。色も模様もほんとに様々。

 

 

花菖蒲の花言葉は「優しい心」「優雅」「うれしい知らせ」「心意気」「あなたを信じる」etc…
色や形がいろいろあるので意味もいろいろ。

 

 

スイレンの池には、艶やかな花がたくさん咲いていた。

 

 

両脇を緑に囲まれて奥に長いあやめ園。1.8ヘクタールの広さは県内随一。

 

 

課外授業だろうか、大勢の小学生が網を持ってやってきた。
水辺の生き物を捕まえているようだ。こういう授業は楽しいだろう。
蛇が出たー!とか、とても賑やか。

 

 

あやめまつり期間中は18:00から21:00までライトアップされる。

 

 

帰りは違うルートで。升潟の対岸、木々が繁る木洩れ陽の道を。

 

 

水草模様が広がる升潟。

 

 

おや? 遠くの方に白鳥が一羽。
怪我をして仲間と一緒に飛んでいけなかったのだろうか。
県内の他の飛来地でも、稀にそういう個体がいる。
冬鳥のイメージがある白鳥だが、新潟の暑い夏もなんとか乗り切れるらしい。
仲間が戻ってくる冬まで元気で過ごして欲しい。

 

 

池に繁殖しているのはコウホネ。愛らしい花を水面からのぞかせている。
花言葉は「秘めた愛情」。
日本に広く自生するスイレン科の植物で、
地域によっては、開発などで生育地が減少し、
絶滅危惧種又は準絶滅危惧種に指定している県も多いとか。

 

 

歩いていると、地元のご夫婦の会話が聞こえた。
この池ではコウホネが増えすぎたので、一部のエリアで除去作業をしたという。
浮いていたのはその時の残骸。水中にはこんな太い根っこが繁っている。
白くて太い根が、まるで骨のようなので河骨(コウホネ)という名前が付いたとか。
ボートに乗り、これを切っていくのはかなりの大仕事だったらしい。

 

 

緑の中、花を見ながら気持ちのいい散歩だった。
帰る前に、今年もまた升潟のほとりの「森林館」で食事休憩。
散歩の後の冷たい蕎麦が美味しかった。